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ウォーターカラーテクニック(水彩画技法)

Derivan Surface Preparation Tutorial

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マティスの絵具を使って従来のウォーターカラー(水彩画)技法を用いた絵を描くことができます。マティス・メディウムを一緒に使えば従来の水彩画はもちろん、新しいテクニックを用いて表現の可能性をさらに広げることができます。

通常、水彩画は絵具を水で薄めることによって、鮮明な色を表現します。水彩絵具は透明絵具ですので光を通し、それから反射し、色の鮮やかさを強調します。同様のことがアクリル絵具を使ってできます。

マティスの専門家用アクリル絵具は高粘度タイプのマティス・ストラクチャーと低粘度タイプのマティス・フロ-があります。両タイプとも強力な結合剤を含み顔料が濃いのが特長ですが、ウォーターカラーテクニックには低粘度のマティス・フローが向いています。マティス・フローは伸びがよく、特にウォーターカラー用に水で薄めたとき、使いやすく、優れた才能を発揮します。

水彩絵具 vs アクリル絵具

マティスの絵具を水彩画に使う場合、まず水彩絵具に比べマティスの絵具はいったん乾くと耐水性になる事をあらかじめ念頭においてください。マティスの絵具は乾いた後、再度塗らして色を動かすことができません。従来の水彩絵具はアラビアガムをベースにできています。アラビアガムは水に溶ける結合剤ですので、再度塗らして色を動かすことができます。 マティスの絵具には、 高品質のアクリル性結合剤が使用されているので、一旦乾いてしまうと、水で塗らしても色が動かないようにできています。

水で塗らして絵具を再度動かしたい場合は、MM1ドライングリターダーを20%以上マティスの絵具に混ぜる事で可能になります。このメディウムを使うことによってアクリルの結合力を弱め、一旦乾いても、色を動かすことができます。

ウォッシュ

ウォッシュとは、透明なまたは薄めた絵具を重ねたレイヤーのことをいいます。これは、空など広い範囲を描く際に便利です。ウォッシュとは通常、顔料を均一に塗ることですが、グラデーションやバリエーションをつけることもできます。グラデーションのついたウォッシュは色の強さが徐々に変化するものです。バリーエーションのついたウォッシュとは色が変化していくウォッシュを指します。

均一なウォッシュを描くには、MM3サーフェステンションブレーカーを水に3-5%混ぜ、絵具に混ぜる事で、色を均一に伸ばし、通常塗ったときに発生する線などが出ることを防ぎます。

グレージング

グレージングとはある色の上に別の色でウォッシュを重ねて3次色をつくることをいいます。グレージングで重ねることができる色の数に限度はありませんが、あまりにたくさんの色を重ねると、透明度が失われ色に濁りがでる原因になります。マティスの絵具を使えば下に塗った色をはがしてしまったり、混ざってしまったりする心配をせずにグレージングをすることができます。

ウェットインウェット

最初に塗った色が乾く前にちがう色を上から塗ることをウェットインウェットといいます。絵具の量の半分、またはそれ以上の水を混ぜることによって、絵具を極めて薄くすることができます。こうすることによって色が互いに滲み入り易くなり、線などの跡がつきにくくなります。

ある顔料は他の顔料に比べて混ざるのが速かったり遅かったりすることがあります。これは顔料の表面張力の違いによるものです。MM3サーフェステンションブレーカーを水に3-5%混ぜたものを絵具に混ぜると、顔料が混ざり易くなります。

これは練習が必要なテクニックで、調整がうまくいかないことがあります。このテクニックを用いる際、紙はよく湿らした状態で始めてください。又、MM1ドライングリターダーを水に最大5%混ぜたものを、絵具に混ぜてお使いいただくことをお勧めします。

ウェットオンドライ

これは下に塗った色が乾いた跡に、上からレイヤーを重ねることをいいます。グレージングは通常ウェットオンドライの状態で行います。マティスの絵具は乾くと、ぬらしても色が動かないので、色を重ねた際、色が混ざったり、濁ったりすることがありません。

グラニュレーション

水を加えてウォッシュを行う際、顔料がつぶつぶの粒子状に見えることがあります。マティスの絵具に使用する顔料は製造の段階であらかじめ決まったサイズの粒子に砕きます。粒子のサイズは顔料の種類、性質、透明性などにより決まり、一定のサイズに砕かれます。顔料の粒子のサイズは目で見えないほど小さく、塗ったときに見えるつぶ状のものは、表面張力によって固まった顔料が原因となったものです。

こういった効果を利用したければ、それでいいのですが顔料が固まると絵具があまりよく働かなくなり、さらに多くの量の絵具を使用しなければいけないことになります。

このつぶつぶを防ぐにはMM3サーフェステンションブレーカーを水に3-5%混ぜたものを絵具に混ぜると、つぶの原因となる顔料が固まってしまう現象を防ぎます。

マティスの絵具をウォーターカラーとして使う利点として、不透明性の色が、下に塗った不要な色やまちがいをカバーする力が挙げられます。また、顔料が大変強いため、水彩絵具やガッシュに起こるひび割れや粉ふきなどの心配をせず絵を描くことができます。

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