デリバン株式会社について

デリバンの歴史

１９６４年創立以来、デリバン株式会社は常に最高のアクリル絵の具、メディウムをアートコミュニティーに提供し続けています。そして創立者の経営理念"地球に優しく、人にも優しいアクリル絵の具をアーティストに使ってほしい"と言う思いを大切にしてきました。人と人のつながりを大切にしながら、高品質の商品を提供していく事を成し遂げる事が出来たのは、家族経営から始まった会社であるが故です。そして、シドニー市内西の小さな工場から始まったデリバン株式会社は、今日ではオーストラリア国内の全州はもちろんの事、海外へも商品をお届けできる様になりました。製造個所を三大陸にまたがりながらも、お客様のご意見ご要望から最高の品質の商品を提供できる様に、常々初心を忘れる事なく商品開発に励んでおります。これは弊社のお客様、アーティストの方々への約束です。そして、マティスブランドのアクリル絵の具とメディウムは、常に最高品質の鮮明で純粋な効果はもちろんの事、ひびや色褪せ等の耐光性にも耐えうる品質である事を実感していただける事でしょう。

デリバンの新しいアイディア

デリバンのスチューデントグレードのアクリル絵の具は、１９６０年代に世界で初めて品化されました。それに続き、これまでの溶剤を使った有害なシルクスクリーンや版画用のインクに対して、安全無害のスクリーンインク、版画用インク（ブロックインク）の商品化に成功しました。

１９７０年代に弊社の子供用絵具が、展示会やバザー、見本市やカーニバル、さらに学校行事等で、子供の顔に塗る事に使われている事に注目しました。弊社の絵具は無害ではありますが、肌に塗る様には作られていません。そこで、デリバンは世界初の顔や肌に塗れる、化粧品品質の絵具、フェイス＆ボディーペイントを商品化しました。それ以来現在でも世界中のイベントで大活躍しています。

２１世紀に入り、デリバンではわくわくさせる商品の開発に全力を傾け続けています。リキッドペンシルは、そのユニークな製法のおかげで、今までの鉛筆画やインク画に新しい効果をもたらす事が出来ました。ドライメディウムは、新しく順応性があり、アーティストの想像力を最大限にサポートする事が出来、あらゆる質感を表現する事に成功しました。

社会への貢献

デリバンは、雇用機会均等な会社です。弊社は常に社会への貢献や、チャリティー、オーストラリア国内にとどまらず世界のアートプロモーションのプロジェクトを支援し続けています。さらにデリバンでは、商品のみならず製造過程も含めて地球環境に優しい事を常に考え、調査や実践に取り組んでいます。

サステインナビリティーのページもご覧下さい。

What's In A Name?

デリバンは最近まで"マティス・デリバン"として知られてきました。これはマティスブランドが弊社の唯一の商品であった昔に由来します。"マティス"の名前自体はブランド名で、創立者がヘンリ・マティスの作品に見入られていたからでもあります。

"デリバン"はその昔、会社名登録の際に、ある国での登録が不可能であった事がきっかけです。そこで注意深く派生語を付ける事で余裕を持たせる事が始まりでした。そして"デリバン"はどこから来たのかと言いますと、派生語（デリバティブ）から派生した事になります。