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マーブリング

white marble or carrara

この効果は、絵具で表面を大理石の様な仕上がりにするものです。フォウ・フィニッシュと引用されるこのテクニックは、フランス語で人工の、偽の、という意味です。又は、トロンプ・ルイユとも言われ、だまし絵や、実物そっくりの絵という意味です。

マーブリングは、墨流し等に使われるマーブリングではなく(水面に絵具を浮かせ、紙で吸い取るテクニック)、大理石の意味としてここでは使用しています。

Derivan Marbling Workshop

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プランニング

いかに本物に近く見える仕上がりにするかは、原材料の制限を頭に置いておくと良いでしょう。例えば、大きな壁面全体を大理石の様にする場合は、全体を一度に大理石の様に塗ってしまうのではなく、区分分けをして何枚かのシートが張られている様にするという事も一つの手です。マスキングテープを使う事によって簡単に区分けをする事が出来ます。さらに、マスキングテープの線にそって陰を付ける事で、厚切りの石盤の様に見せる事も可能です。

机の天板等にマーブリングを施す際は、マーブル脈を天板から側面に続ける事で本物に近づける事が出来ます。

準備

フォー・マーブルは、スムースな下地の上に作る方が本物に近く出来上がります。筆跡が残らない様に気をつけましょう。下地は水性の絵具を使い、平で半光沢のものが良いでしょう。マティス・バックグラウンドカラーは、平坦に仕上がる様に作られていて、不透明な為下地として十分な保護をします。さらに詳しい下地に付いては、下地の準備の項目をご覧下さい。

色味はどのような大理石に見立てたいかによって変わります。

スカンブル・グレーズ/マーブリング・ジェル

大理石の様な仕上がりにするのには、いろいろな方法があります。最も重要な材料の一つは、スカンブル、スカンブル・グレーズ、グレージング・メディウムと言われるメディウムです。マティス・メディウムでは、MM16フォウ・フィニッシュ&マーブリング・ジェルになります。

このメディウムの特徴は、乾燥時間を遅らせるため作業時間を稼ぐ事が出来ます。さらに、絵具を伸ばす効果があるため透明感を出し、下地を透かし見る様にする事が可能です。その上、いろいろな道具を使って塗る事が出来、仕上がりも様々で、色と色を混ぜ合わせるのを妨害する為、混色されて色が濁ってしまわないようにします(マーブリングのテクニックにて使用)。

方法

この方法では、白の大理石の作り方を例にしています。

ステップ1

下地を完全に乾燥させる。

ステップ2

MM16フォウ・フィニッシュ&マーブリング・ジェルを大さじ3杯程お皿かパレットに取り出します。その上に、約2cmのマティス・フロー・タイタニウム・ホワイトを絞り出します。

ステップ3

トレーの中で絵具とメディウムをませない様にしてください。水洗いして絞った海綿を使って、海綿の上で絵具とメディウムが混ざる様に下地の上にたたく様にして規則的にならない様に塗っていきます。この際、30cm四方以上塗ってしまいますと乾いてくる可能性があります。30cm四方に塗れたら次のステップに進みましょう。

ステップ4

ステップ3がまだ乾かないうちに、0.5cmぐらいのマティス・フローのマーズブラックと同量のペインズ・グレーを、大さじ3−4のマーブリング・ジェルに加えます。ここでも絵具とメディウムを混ぜない様に気を付けてください。羽、又は水に付けたチャイニーズブラシ、細めのブラシ等を使って、メディウムと少量の絵具を筆や羽に付く様にします。

筆、又は羽の端を持ってマーブル脈を描いていきます。本物の大理石を見てどのようにマーブル脈が走っているかを研究してから描き始めると良いでしょう。大理石の脈はXの様に交わる事は無く、クモの巣の様にもなりません。さらに平行に走る事も無く、カーブではなく細かい直線が重なっています。

ステップ5

マーブル脈が出来て、ステップ3とステップ4が完全に乾燥する前に、柔らかいモップブラシを使ってバックグラウンドとマーブル脈をブレンドしていきます。

ブラシは常に乾燥した状態で、画面に触れるか触れないかの状態で優しくなでる様にする。ペイントがまだ塗れている部分はブラシでたたく様にして、常にブラシは付いた絵具を拭き取り、乾燥した状態でマーブル脈とバックグラウンドをブレンドしていきます。

この和らげ効果は、ランダムにすべてが混ざってしまわない様に気をつける。白とマーブル脈や色味(マーズブラックとペインズ・グレー)の仕上がりにランダムな違いを付けます。

ステップ6

完全に乾燥させる。

ステップ7

MM7ポリマーグロス・ワニスMM14グロスワニス(テレピン油系)等の光沢のあるワニスを塗って仕上げる。

大理石の仕上がりで配慮するべき所は色でもあります。下記にいろいろなタイプの大理石の色味の例を挙げておきます。このリストの色でなければならないという訳ではありません。練習して自分だけのマーブルカラーを作る事も可能です

white marble or carraraカラーラ、又は白の大理石

下地:マティス・バックグラウンド・ホワイト
スポンジコート:MM16フォウ・フィニッシュ&マーブリング・ジェルにマティス・フロー・フォーミュラのタイタニウム・ホワイトを混ぜる。
マーブル脈:マティス・フローのマーズブラックとペインズ・グレー

green marbleグリーン大理石

下地: マティス・バックグラウンド・フォークブラック
スポンジコート:MM16フォウ・フィニッシュ&マーブリング・ジェルにマティス・フロー・フォーミュラのクロミウム・グリーン・オキサイドと少量のフッカーズ・グリーンとフタロシアニン・グリーンを混ぜる。
マーブル脈:マティス・フロー・フォーミュラのタイタニウム・ホワイト


シェンナ大理石

下地: Matisse Background White.
スポンジコート: MMM16フォオ・フィニッシュ&マーブリング・ジェルにマティス・フロー・フォーミュラのタイタニウム・ホワイトを混ぜる。
マーブル脈:マティス・フローのマーズブラックとペインズ・グレー
トップ・スポンジコート:MM16フォウ・フィニッシュ&マーブリング・ジェルにマティス・フロー・フォーミュラのオーストラリアン・シェンナを混ぜる。海綿を使ってほとんどの部分を塗るが、下地の白い部分もすこし残す様にする。このコートが乾燥し始めたら和らげる為にブレンドしたり、スポンジの跡を残す様にしたりする。

仕上げ

大理石は非常に光沢のある仕上がりの為、最終のグロス・ワニスは二回以上塗る事をお勧めします。MM7ポリマーグロス・ワニスを2に対して水を1の割合で混ぜて、仕上げのワニスを塗る様にする事をお勧めします。屋外で使用の場合は、MM14ファイナル・ワニス・グロス・フィニッシュをそのまま薄めずに、こちらも二層以上の仕上げワニスをお勧めします。