マティスインク
マティスインクはアクリルベースのインクで、メタリック、イリディーセント(真珠光沢)を含む22色の混色可能なインクです。明るく鮮明な色味は顔料濃度も高い為、いろいろな用途に使えます。 紙や下地処理をしたキャンバス等に、カリグラフィー、ペン&ウォッシュ、製図、エアーブラシや水彩画法等に適した画材です。
22色展開の色味は、4色のメタリックカラーとイリディーセント(真珠光沢)で、その組み合わせで出来る色味や効果は無限大です。メタリックカラーとイリディーセント(真珠光沢)は、 BWS8(この顔料はASTMテストをまだ受けておりません)の優れた耐光性を示しており、それ以外の色はASTM1か2を示す非常に優れた耐光性です。これはマティスインクが、高い基準値を得ており、専門家用のアクリルインクである事を意味します。
顔料は細かく砕かれ界面活性剤と混ぜられた後、アクリル結合剤に混ぜられている為、柔軟性が有り強く、乾くと耐水になります。その為ウェットオンドライ(乾いた画面の上に書き込んでいく画法)の技法も簡単にコントロールできます。
全ての色は混色可能で、ウェットオンウェット(まだ乾いていない画面にさらに書き込む画法)例えば水彩画法等の技法は非常に刺激的で創作意欲をかき立てられます。メタリックカラーは、違った表面張力を持った色味の為その効果は作品に興味深さを増します。イリディーセント(真珠光沢)は乾く前でも乾いた後でも混ぜる事が可能で、色に真珠の様な光沢を与えます。
マティスインクは水で薄める事が可能ですが、水で薄める事によって接合剤の能力を下げるため耐水能力も下がります。それを防ぐにはマティスインクエクステンダーを水の代わりに使う事をお勧めします。水のみを足す事は乾燥時間も長くなります。マティスインクエクステンダーは、最高25%までインクに混ぜる事が可能です。
マティスインクは水で洗い流せる為、後片付けも早く簡単です。ブラシやペン、エアーブラシも水で簡単に洗い流せますが、耐水能力の高いマティスインクが乾いてしまった場合は、マティスインククリーナーをお使いください。汚れた道具をマティスインククリーナーに浸け、ぬるま湯の石鹸水で洗い流してください。(アクリル絵の具が乾いてしまった筆やその他の道具をきれいにするのにも役に立ちます。)
全てのマティスインクにはステンレスのボールが入っており、これは顔料とアクリル接合剤を混ぜやすくする為です。ご使用前はボトルを振って良く混ぜてください。顔料濃度の高いマティスインクは、時間が経つ事でアクリル接合剤と分離しますが、これは正常な変化です。ボトルを振って中のボールの動く音が聞こえてから、しばらく振り続けて良く混ぜてください。メタリックの顔料は、さらに強く混ぜる必要があります。その為、2つのステンレスボールが入っています。マティスインクは他のマティスプロダクトと混ぜたり、重ね塗りをしたりする事が可能です。



















