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シルクスクリーン・プリンティング

An example of a silk screen printこのページは、スクリーンプリントのテクニックに付いてです。もしもシルクの布に絵を描く事をお探しの場合は、ジェネシス・クリエーション にお立ち寄りください。

シルクスクリーン・プリンティングは、インクをステンシルされたスクリーンを通して押し出す事が必要になります。

シルクスクリーンとは、元々シルクの布を使っていたのですが、最近では合成繊維が使われる事が多くなりましたが、行程はシルクと同じです。

布又はメッシュはフレームに張られ、(通常木のフレームだが、プラスティックやアルミのフレームもある)これをスクリーンと呼びます。

An example of a silk screen

インクは、スクリーンの上を堅いゴム(スクイージー)で伸ばされます。インクがスクリーン上に伸ばされる際に、布の目を通過して、インクが反対側に出てきます。どれだけのインクを使うかはメッシュの目のサイズによって決定されます。(メッシュのサイズは、一インチ四方に何個の孔があるかで数えます。)

ステンシルとはインクの浸透を妨げ、必要な色を必要な所に塗り込む為の目止めです。このステンシルは、紙やプラスティック紙を切り抜いた簡単なものから、(紙のステンシルは、耐久性はあまりありません)特別な目止め材を使う事もあります。目止め材にはいろいろな種類があります。あるものは、特別なプラスティックシートを切り抜いて、溶剤で溶かしてスクリーンに貼付ける方法。又は、筆を使ってそのままスクリーンに塗って目止めをする方法。その他には、感光性の目止め材を使い太陽光等を使って、写真のネガフィイルムとは反対に、ポジティブの透明画像を使って目止めを作る方法等があります。それぞれの方法には、長所と短所があります。あるものは、水溶性の為アクリル絵具を使う事が出来ないものがあります。

伝統的には、スクリーンインクは油絵具を使い、そのため溶剤が必要になり、高価な排気装置を取り付け、ガスを換気する事が必要になります。(環境にも良くない事は言うまでもありません。)後片付けも、溶剤が必要になりますので、さらに危険な廃棄物を出さなければなりません。マティス・カラーでプリントを行うと、後片付けも簡単で、水性、無害の絵具ですので環境にも優しいと言えます。

シルクスクリーン・システム

Note: 目止め材やステンシルは、水性絵具対応である事を確認してからお使いください。

メッシュサイズ

非常に目の細かいスクリーンを使って、高解像度のプリントを作る事も可能です。プリントペーストを使う際のスクリーンのメッシュサイズは、70Tから90T(700-900孔/インチ)モノフィラメントで、最良の結果を出せる様に作られています。

紙にプリントする

マティス・カラーは、紙にスクリーンプリントをするのにも容器から出してそのまま使えます。マティス・ストラクチャー・フォーミュラは、濃厚な絵具でプリント用の絵具としても申し分ありません。

アクリル絵具を使ってシルクスクリーン・プリントをする際に、はじめに気がつく事は、アクリル絵具の乾燥時間が早い事だと思います。スクリーンのメッシュに残ってしまった絵具が、速乾燥してしまい、さらにアクリル絵具は乾くと耐水になる為、洗い流す事が出来なくなります。方法としては、スクリーンに残ったアクリル絵具を乾燥させない為に、MM1ドライング・リターダーを使って乾燥時間をコントロールし、スクリーンの目に詰まった絵具の乾燥を遅らせる事が可能です。

MM22プリントペースト

主な内容:MM22プリントペースト

このメディウムはマティス・カラーと混ぜて使う様にデザインされています。プリントペーストを使う利点は:

方法

同量のプリントペーストとアクリル絵具を良く混ぜます。色によって透明度や不透明度が違ってきますので、各色に応じてプリントペーストを混ぜる量を決めていきます。

この混合色は密封容器で何ヶ月でも持ちます。しかし、使い古しのプリント・インクを容器に戻さない様にしてください。素晴らしい透明感のあるインクを作るには、絵具少量をプリントペーストに混ぜる事で作れます。

もし、乾燥時間をさらに長くしたい場合は、最高5%のMM1ドライング・リターダー を混ぜる事によって可能にします。乾燥している日や、気温の高い日は、この方法で乾燥時間を稼ぐ事が必要となる事でしょう。

後片付け

ぬるま湯の石鹸水を使って洗い流します。もしもインクがスクリーンの目に詰まってしまった場合は、ぬるま湯の石鹸水に一晩つけてから洗い流してください。インクは簡単に流れ出るはずです。